乳がんホルモン療法

こんにちは カブです。

2019年4月よりスタートしたホルモン療法

ホルモン剤はざっくり分けると、閉経前と閉経後で飲む薬が変わります。

患者さんのためのための乳がん診療ガイドラインより

私は治療開始時には閉経していたので、アロマターゼ阻害剤のアナストロゾールを服用しています。期間は5年間です。

私のタイプの乳がんは、ホルモン受容体を持っていて女性ホルモンのエストロゲンを餌に増殖するので、エストロゲンという餌を無くして、増殖を抑える、いわば兵糧攻め作戦をしようという訳ですね。

エストロゲンは、閉経前は卵巣で作られますが、閉経後は男性ホルモンからアロマターゼという酵素によって合成されます。ですので、エストロゲンの合成を抑えるために、そのアロマターゼという酵素の働きを阻害する薬です。

この薬は非常に治療効果の高い薬だそうです。この薬のおかげで乳がんの再発を防ぐことができ、元気に長生きできる乳がん患者さんが増えたのですね。

この薬を1日1回1錠飲むだけ。1錠1㎎のこの小さな薬に、乳がんを兵糧攻めにして滅亡させるべく戦うというそんなすごいパワーがあるとは…。

この薬を研究、開発してくださった方々には、心から感謝したいです。合掌。

私はこの薬を毎日忘れずに飲むために、DAY1~DAY31まで1日分ずつ小分けにして薬を入れることができるピルケースを使用しています。1日分ずつそれぞれケースを外すことが出来るので、旅行に行く時には、その日付のケースを外して持って行きます。すごく便利で実用的です。これによって、ほぼ100%飲み忘れは無いです。ネットでポチリましたが、他にも使い勝手のよさそうなのがいろいろありましたよ。

1日1回、1錠、時間を決めて飲めばいつでもOKなので、私は毎朝、がん細胞を兵糧攻めにしているイメージを頭に浮かべながら飲んでいます。

だって、プラセボ効果って大事ですよね。

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私が使っているピルケース

では、また次回へ続きます。

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